三年ぶりの福島の海… [ 明るい家族計画]
ずいぶん久しぶりにというか、震災後、はじめて勿来海岸に遊びに来ました。
2010年の8月まで、子供が生まれてから毎年来ていたので、懐かしい感じがしました。
線量や潮の流れを考えて、海水浴まで計画していましたが、衆院選の後に発表された、
汚染された地下水が300トン、5月から毎日海に流出の事実を聞いて、海に入るのは
やめることにしました。
東京から福島、新しい高速道路ができて快適になったのですが、やはり距離があるので、
途中、大洗の水族館に寄りました。
なんと、ウルトラマンと水族館のコラボイベントがいろいろ行われていました。
バルタン成人の人形がたくさん入った水槽に、カニを入れて展示しているのが印象的でした。
水族館はなかなか見応えもあるし、子供が楽しめる配慮がいろいろしてありました。
ウルトラマンとのコラボ、魚にはすごく詳しくて、ウルトラマンシリーズには詳しくもないし、興味もない人が企画した感じがありありとしていて、それはそれでよかったです。
昨年、二本持っていた携帯の一本をスマホに替え、ウィンドウズのXPのサポートが本年度いっぱいというので、ソネットの懸賞で当たったvaio(ウィンドウズ7)を立ち上げ、Sarface(ウィンドウズ8)を外出や会社用に買いました。
設定やデータの転送でずいぶん苦労しました。
メールソフト、プロバイダーという概念がかなり薄れてきたようで、テレビにGoogleのchromeが
入ったら、ブラウザでメールも読めるので、ほぼ完成形になるのではないかと思います。
ホテルでの夕食は豪華でした。
しかし、アラカルトで頼んだから揚げが一番おいしく感じてしまいました…。
ちょっと複雑な気分です。
福島の海は、以前と変らないきれいな海でした。
かわったことがいくつかあります。
まずはホテルの設備が見違えるほどよくなったこと。
今年も以前ほどお客さんは入っていないそうで、昨年、一昨年はガラガラだったそうです。
しかし、各部屋のバスとトイレは新品の高級機種になり、ロビーやレストランのテーブルや椅子、
マッサージチェアなど一新していました。かなりの額の補助金が支給されたそうです。
お金の遣い方、あまり発表されないけど、こんな感じなのかなぁと思いました。
また、街のあちこちで工事現場を目にしました。
さらに、残念だったこともあります。
ホテルの宴会場は、役所の人たちのグループでいっぱいで、温泉に入り、
宴会をして大騒ぎをしていました。千歩譲ってそこまではいいのですが、
酔ってロビーで大声をだし、ホテルの人に注意されると、お金を落としてやってるだろとか、
いくら補助金を出してやったんだとか、潰すぞバカとか喚いていました。
いろいろ大変なのはわかりますし、過酷な生活が三年続いたこと、将来が見えないなどの不安も
予想はできるものの、「もうここはダメだな」と怒りを通り越して思ってしまいました。
原発について、思うことはいろいろあるものの、学者ですら分からないことがたくさんあったり、
識者や政治家も含めて意見が割れているので、「自分や家族はどうすべきか」という考え方は
決まっていますが、なにが正解かはわかりません。
今回も、普通に海水浴をする人もいたし、太平洋側の海には一生近づかないという人もいます。
資源のない国で、あれっぽっちのゴミであれだけのエネルギーをCO2を出さずに出せるのだからと原発を
肯定する人もいれば、 また事故が起こる、ゴミの始末が出来ないと否定する人もいます。
これは、安全、経済、国益など加味して議論すればいいと思いますが、起きてしまったこと、
いましなくてはいけないことは意外と明確で、役所の義援金や復興財源は精査して使い道を考え、どんなことに遣ったのか発表してほしいと思いました。
あしたはハワイアンズに行く予定です。
コメント 0